江崎道朗先生に首がもげるほど頷く。(2017/7/17 江崎道朗のネットブリーフィング)
忙しくてなかなか更新出来てませんが、今日はざっくり動画の感想でも。。
このエントリー↓でもご紹介した、チャンネルくららの『江崎道朗のネットブリーフィング』 からです。
いみじくも上記エントリーで触れた
経済政策がちゃんと出来ない(これでいいと思ってる)なら安倍さんじゃなくていい。
という部分と
正直ヨーロッパ勢からはG7に日本いなくて良いって思われてると思いますよ。
「中国に入れ替えた方が良いんじゃね?」
って。
それもこれも日本経済が駄目なせい。
ATM要員にお金がなかったら追い出されるのは当たり前😭
という部分と同じことをおっしゃっていました。
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サウジは日本の明日は我が身🇰🇵イラン合意は北朝鮮でも起こる🇰🇵(カタール危機番外編)
常々日本のタカ派や危機を煽ってテレビ出演を増やしたい某朝鮮専門家たちが
「核実験したら軍事攻撃ある!!!」
とか言ってるのを見て
「何言ってるんだろ???」
「まさか本気で言ってないでしょ???商売乙」
って思ってるクチなんですが、この文書↓を見て流石に怖くなりました。
これは、38人の退役将軍たちがトランプ大統領に向けて書いた手紙です。
曰く、
退役軍人として、アメリカや他の大国とイランの間で交渉されたイラン核合意は、国際協定によってイランの核開発の道を妨害し、アメリカや同盟国の安全保障を強めるものであり、ここに我々から強く支持を表明する
イランはああ見えて割とまともな国なので(少なくとも拉致外交をしたり国家ぐるみでサイバー銀行強盗したりはしない)合意は履行されると思いますので、核開発の道は遠のくでしょうし、そのことに異論はありません。
ここで特筆すべきなのは
国際協定によって
の部分。
同盟国にとって脅威と対峙する主体であるべきアメリカ🇺🇸が、脅威と対峙する主体を国際協定に置き換えたということ。しかもそれが退役将軍38人という、米軍の上層部の共通認識であるということ。そして何より、米軍の対決姿勢からの撤退を、
「同盟国の安全保障に寄与する」
として同盟国に受け入れさせるということ。
アメリカ・ファーストというのは安全保障にとっては
「アメリカ国内で戦争をしない。それがアメリカにとっての平和。これが平和。この平和が同盟国にとっても平和なのだ」
という三段論法の押し付けになるわけ。
(これはこれで国内判断としては正しいと思うけど。)
これは日本人として憂慮すべきだし、中東で起こったことは必ず日本でも起こります。
アメリカの飛び地とも言えるイスラエル擁する中東で天敵イランと妥協したアメリカが、北朝鮮と妥協しないわけがない。
続きを読むイランに睨まれたカエル、クウェートとオマーン(カタール危機⑦-2)
断交四カ国からカタールへの13箇条の要求の最後通牒の10日+48時間の延長を含めた回答期限がすぎました。
カタールの首長の親書がムハンマド外相(別エントリー参照)によってクウェートの首長に渡されました。
仲裁国クェートの提案で回答期限延長をした(サウジ・UAEへの事実上の助け舟)らしいのですが、正直、48時間延長する意味があったのか???との疑問を免れない。。
というのも、どう考えても断交四カ国には、強気のカタールからのゼロ回答に対応出来るだけの知恵も力もないから。。
最後通牒を出した四カ国はカタールと断交しているので、回答を直接渡すことができません。
そこで、仲介役を勤めたのはこちら、クウェートのサバハ首長(Sabah Al-Ahmad Al-Jaber Al-Sabah - Wikipedia)殿下。
こちらはオバマ大統領、カタールのタミーム首長、オマーン(柄物のターバンはオマーンの特徴)のファハド副首相と。小柄なお爺ちゃま。なんと、1929年生まれで当年取って88歳。湾岸一の高齢元首です。
こんな可愛いお爺ちゃん首長に降ってわいた災難が例のカタール断交。
勃発当初から自家用ジェットでフルスロットル✈️でした。
今日はこの首長が仲介者となった背景について(憶測も交えて)書きます。
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