Laïcitéとフランスのユダヤ陰謀論。(トランプとイスラエルに関するユーセフ・ヒンディの予言、国連の御用達過激派イマーム)
この、シリア系美少女ムスリマYouTuber、Mennel Ibtissemの炎上を受けて去年書きかけていた記事なんですけど、続報が入ったので取り急ぎあげておきます。
フランスはいわゆる『論壇』的な文化が非常に盛んで、年がら年中『朝まで生テレビ』みたいな討論番組がテレビ・ラジオで放送されています。
イスラム教知識人はとにかく討論が強い(?議論になっているのかは謎)。
討論強い=カッコイイ
と尊敬されるので、アンチシオニスム(anti-sionisme/ユダヤ陰謀論者:マリーヌ・ル・パンの父ジャンマリー・ル・ペンなどはその代表)の生粋のフランス人にもそういうムスリム論客のシンパがいるんです。
タリク・ラマダンに限らず、イスラム教知識人のフランスにおける影響力というのはものすごい、ということを知って欲しい。
フランスはもう何十年も何百万単位のムスリムを抱えていますから、ジャック・デリダの問題意識にも『イスラームと西洋』は入っているのです。
- Laïcitéと無宗教主義
- Youssef Hindiとは
- Trumpとシオニスムの未来
- Attention!!! 国連本部に巣食う過激派イスラム主義者
- 極右?ドイツ政党AfD(ドイツのための選択肢)の政治家のイスラム改宗
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ムスリム界のジャスティン・ビーバーHarris J👦とマレーシア/インドネシア統一問題。(東南アジアムスリムは覚醒するか?)
去年書いたこの記事の振り返りを勧められたので、
このエントリー↓でご紹介したイスラム系音楽レーベルAwakening Records所属の天才少年(ムスリム版ジャスティン・ビーバーとわたしが勝手に呼んでいる)をご紹介したいと思います💖
- その名はHarris J
- Harris Jのジャマイカン・アクセント
- 人畜無害路線アイドルHarris JとAwakeningの東南アジア戦略
- 東南アジアのアイドル文化
- ムスリムの人口的コア層はインドネシア/マレーシアの東南アジア勢
- インドネシア/マレーシアの統一問題
- アラブのイノベーション/イスラームの政治利用
- マレーシア/インドネシアの内包する問題
- マレーシアでのISの浸透
- マレーシアでインドネシアよりも政治的なイスラム主義が強くなる理由
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サウジの裸の皇太子、MbSのガチでヤバすぎる余罪😱
新年明けましたね。
おめでとうございました💖
ニュース系ブログなのになかなか更新できなくてごめんなさい😣
不在中も何故かたくさん来て頂いていて、本当申し訳ない😣
(確約できませんが善処します)
今日はみんな大好きトラブルメーカー界のファンタジスタ、サウジアラビア皇太子のMbS(ムハンマド・ビン・サルマーン)の悪行についてまとめます。
- A look at the Kingdom of Crown Prince Mohammed bin Salman(2018/10/25 ABC)
- Who is the Saudi Prince Mohammed bin Salman?(2017/8/15 BBC newsinsight)
- Saudi Arabia's missing princes(2017/8/15 BBC newsinsight)
- Prince Khaled bin Farhanの証言
- Sultan bin Turki bin Abdulaziz
- Turki bin Bandar bin Abdul Aziz al Saud
- Saud bin Naif al Nasr
- ABCとBBCがサウジに強気な理由(アメリカメディアの偏向報道)
- サウジの体制のヤバさ
- 週刊エコノミスト11/27日号
- MbSについての他エントリー
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出戻り穂高くんと貰い手のない足立康史…国政はいちびり選手権じゃないのよ😂(生田よしかつのイクバズ!:丸山穂高)
今日は久しぶりに日本政治の話題です。
この文化人TV、元某テレビ局記者(レイプ不起訴メン)の食い扶持ボランティアの為なのか課金乞食しだした頃からビジネス右翼ぶり鼻に付くようになったので全く見てなかったのですが、何故かYouTubeのリコメンデーションに『丸山穂高議員登場!』のキャッチと共に上がって来たので100万年ぶりに見ました。
いやー、ここ一年以上日本政治のことは全くタッチしてないので知らなかったんだけど、穂高くん復党したんだね。
良かった良かった😊
(離党騒動はここ↓)
松井代表や馬場幹事長の記者会見動画見てて
「引っ込みがつかんくなってるんでしょう。若い子は大事に育ててあげないとね😘」
ってノリだったので執行部の人が飲みに誘ってくれて、穂高くんについていく勇気があれば丸く収まりそうだなぁと思ってました。
続きを読むムスリマ大勝利の中間選挙結果、アメリカ政治のエモとトホホ😓
今日は中間選挙結果について印象に残った部分、わたしは全然追っていなかったのですが、選挙終わった後旦那さんに聞いたこととかいろいろかいつまんで書きます。
結果から言うと、
共和党は上院勝利、下院&知事選大敗
です。
RealClearPolitics - 2018 Election Results, Live Midterm, Opinion, News, Analysis, Video and Polls
BritishのSky Newsでは共和党下院(House)は199って出てたけどRCPでは195で確定みたいです😭
投票率が上がって、Popular Voteの強い都市部(人口密集地)の下院・知事で民主党が順当に勝ったということでしょう。
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ハスペルCIA長官のトルコ訪問と、カショギ氏長男の渡米。
今日もカショギ事件の続報です。
先日、おそらくカショギ氏の息子に動きがあるんじゃないかな?と言っていたら、
訪土していたハスペル長官の帰国とほぼ同時に、カショギ氏の息子もサウジを脱出し、渡米したとの報が入ってきました。
CIAの証人保護プログラムが発動???
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常に崖っぷち、だけど強かなヨルダン。(ヨルダン王室とドバイのハヤ妃)
ハヤ妃の出奔についてはこちらにまとめています↓。
当BlogではすっかりMbSの太鼓持ち認定されている、ヨルダンのアブドゥッラー国王こと、アブドラ△をご紹介します。
アブドラ△が名を挙げたのは、自ら戦闘機を操縦してイスラム国空爆に参加した(?)という武勇伝から
佐藤議員がTweetしていますが、実際どうだったのかな?
複数のソースが、ヨルダンのアブドラ国王がISILの空爆に参加するとの報道。元々、アブドラ国王は、ヨルダン軍の特殊部隊のコマンダーの経験もあり、また攻撃ヘリのパイロットでもある。http://t.co/bURH3kMaYs
— 佐藤まさひさ(正久) (@SatoMasahisa) February 5, 2015
プライベートジェットや軍用ヘリは運転できるみたいですけど、戦闘機はどうなのかな?ヘリで空爆したのかな?
TwitterやFacebook等にアップされていますが、ヨルダンのアブドラ国王です。政府専用機を操縦して海外の外交日程をこなす場合もあるとの情報も。父親のフセイン国王も軍歴があり、したたかな外交で有名。 pic.twitter.com/54pHNPNQDu
— 佐藤まさひさ(正久) (@SatoMasahisa) February 5, 2015
ヨルダンは西はイスラエル、北はレバノン、東はシリア、南はサウジアラビアと国境を接するどこ向いても火種ばかりの難しい国。
ヨルダン王室のハーシム家は預言者ムハンマドに繋がる由緒正しいお血筋らしいんですが、トランプ・MbS・MbZ(アブダビの皇太子)の太鼓持ち要員として国王自ら運転する自家用ジェットでパーティーをはしごする全方位外交に日夜勤しんでいます。
Everybody's 太鼓持ち
とバカにするのは簡単だけど、若くして任された難しい国の舵取りを巧くやっている、バランス感覚の優れた外交上手な国王だと思います。(さすがパイロット!)
サウジの資金援助が欲しいからMbSの太鼓持ちをするけれど↓、
カタールからも資金援助をもらいたいから断交はせずに外交レベル格下げに止め、しれっとカタールの旅客機の領空通過も許したりしてたような…↓
このエントリーで、
外交とは常に予防線を張り続けること
って書いたんですが、ヨルダンはその辺とても巧いと思います。
というわけで、本日はアブドラパイセンと愉快な仲間たち、ヨルダン王室をご紹介します。
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