コンサバ主婦のひまつぶし

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マッチョで血も涙もない小泉進次郎=橋下徹説💪:維新のこれから進むべき道②(2017/10/9 アベプラ 清水貴之議員(維新)、有本香さん、宇野常寛さん)

遅ればせながら動画サイトで、AbemaTVで選挙公示前のアベプラに維新議員の清水貴之さんが政策紹介と討論に出ているのを見つけて観ました。

ツッコミ役は宇野常寛さんと有本香さんです。

宇野常寛さんというのは初めて見ましたが、なかなか鋭い指摘をする方ですね。

清水貴之議員というのは兵庫県選出の維新参議院議員の方(虎之助おじいちゃまの同僚😊2017/10/23のNHKスペシャルの討論、片山虎之助部分だけ早送りで見ましたが、とても良かったです💖)で、元アナウンサー→維新政治塾→国会議員の生え抜きで、一応維新の広報担当の方らしいです。

初めてお見掛けしましたが、自己主張が強くて盛りすぎる関西ノリ(これが悪いってわけではないけれど)ではなく、元アナウンサーらしく落ち着いた物腰で事前に仕込んだ情報を分かりやすく話す方でした。

舌鋒が鋭かったり、弁が立つわけではないので、論客に突っ込まれてたじろいでしまうことも多かったですが、詭弁家じゃないのが逆に信用できるなぁという印象。

はっきり言って、橋下徹氏と真逆のタイプでした。

自民にも二階幹事長という火炎放射器がいますが、維新はTwitterしない方がいいのでは?と思うほどに自爆キャラが多い(実際、代表・共同代表・幹事長はおそらくTwitter事務所管理)ですから珍しいタイプかもですね。

bunshun.jp

二階氏は「黙って聞け」が批判されたら「お黙りなさい」でまたプチ炎上という強さ。

清水議員は一般受けしそうないい感じの方(橋下氏はどうしても好き嫌いが分かれると思う)でテレビ向き(さすが、元アナウンサー)ですが、議論に弱いので番組が限られるなぁ。

 

 

以下、めんどくさいので議論の要旨をまとめます。

 

◉選挙に臨んで。 

  • 都市型政党である維新と希望が組むことで、自民党と都市型地域政党との二大政党が見えてくる希望と維新の党首が知事であるというのは新しい
  • 小池百合子と組んだのは愚策。ずっこけるような政策を出してくる小池と組んでは維新にマイナスになる(有本さん←小池さんへの憎しみ全開で平常運転)。大阪・東京以外の住み分けも出来ていない(これは正論)。
  • 維新は立ち位置がわかりにくい。対立する政策が多いのに、政権に近づきすぎたと思う。選挙に臨んでは自民党との違いを明確に出していくべき。(宇野さん)

都市型地域政党同士ということで小池さんと組んだものの、小池さんの出してきた政策が

社会主義経済政策(内部留保課税・ベーシックインカム

だったのが維新も社会主義政党だと思われてマイナスになった可能性が指摘されていました。希望の政策が

大都市特化型政策(満員電車ゼロ・電柱ゼロ)

であることから、郡部で小選挙区を闘うのは難しいだろうという意見もありまあ、その通りになりましたね。

 

自民党との差異化

  • 外交・安全保障面では自民党路線を踏襲する。
  • 核シェアリングなど、もう少し ビビッドなことを言ってもいいかもしれない。
  • 経済政策ではアベノミクスを継承する。
  • 全然飛んでいないアベノミクス三本目の矢(規制緩和をしがらみのない維新なら飛ばせるというアピールをするべき。

ネトウヨは小池さんと組んだからだというけれども、この辺の規制緩和含む経済政策へのアピールがうまくいかなかったのが敗因だと思う。

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◉身を切る改革の正体

  • 身を切る改革というのは緊縮ではなく社会保障(老人医療費など)を削って成長戦略(教育など若い世代への社会保障に付け替えるということ
  • 社会保障の充実を訴える他政党は基本的に医療費拡大による国家破綻を加速させる。そのことを言うと票が逃げるので政治家は絶対に社会保障削減を言わない
  • 別の番組だったけど(三橋貴明さんだったかも💁)、「社会保障を削るしかないのはわかっているのに誰もそれを言わない。こんな選挙は茶番です」って言っていて、それを言えるとしたら維新しかないなぁと思った記憶。

モーリー・ロバートソンさんの新刊↓の宣伝記事で、

「激動する世界の中でぬるま湯に浸かる日本人を目覚めさせるには、マッチョで優しくない小泉進次郎が必要」

というくだりがあり、一番に橋下徹さんが思い浮かびました。

「今日と同じ明日が少しでも長く続いてほしい」というドリーマー。“1億総シルバー化”というレッテルはちょっと乱暴かもしれませんが、多くの人が変化を望まないから「日本を活性化して、思わぬところにチャンスがもたらされるような社会をつくる」という風潮が生まれない。

この辺り完全に、彼のことでしょ?と思ったのはわたしだけ? 

ただ、今、40代、50代以上の人たちはこのままドリーマーとして生きていくかもしれませんが、若い人たちはそうはいかないと思うんです。これは僕の直観でしかありませんが、このままいくと、そのうち若い人たちや、年をとっても冒険心を持っているような人たちを焚き付ける新しいポピュリズムが生まれるかもしれない。「みんなごまかしばかりだ、俺だけは本当のことを言ってやる」というような。

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橋下さんなら、『優しくない』どころか、血も涙もないよ。

 

この囲み会見↓で松井知事が、病院新設の該当者がなかった問題について

周産期医療には資源集約が必要だけれど、ベッド数自体はダブついているのでどんな病院でも建てばいいというわけではない」

というようなことを遠回しにおっしゃっていて、こんな風にじっくりと若い世代の必要な社会保障への付け替えが出来ればいいなあと思いました。

松井知事の政治力スゴイよ😉

www.youtube.com

橋下氏は良くも悪くも先導=煽動者。確かに人を動かす力はすごいんだけど、アクが強すぎてマイナス方面にも人を動かしてしまうから、政治家としての持久力に欠けるんですよね😓

橋下さんの血も涙もないマッチョさは本田圭佑選手のお墨付き💪💪↓

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出典:

 

 

◉組織としての脆弱性

  • 清水議員は広報担当なのに、維新と希望が組むことをその日まで知らなかった
  • 東京地区で出馬準備していた同志は直前で取り下げに。
  • 首班指名は?」の質問には「維新の党の時は共同代表の江田憲司さんだったので片山虎之助さんだと思います」(現在進行形の忖度
  • 維新が巻き返せるとしたら、橋下氏の出馬しかない。その可能性はないのかときかれて「橋下さんのことは、僕にもわかりません」と清水議員。橋下徹』というアンタッチャブルに「独裁者かよ!」とツッコミが。「個人商店はそんなものですよ」とフォローが入る。

橋下徹氏の思いつきで執行部がドタバタし、末端(広報も末端←)まで連絡がいかないことが結構あるようです。

松井さんは徹底した実務家(目の前の政策実現に粛々と取り組む反面、党内への目配りはあまりしない)、橋下さんは理論家(しかも思い通りにならないとすぐ激昂する)なので、維新は党内の調整役(幹事長)が重要なのは確かだと思います。

日本維新の会の党内調整は馬場幹事長が頑張っておられますが、橋下氏との距離があんまり近くないのかなぁという感じで、末端の一部感を免れない

丸山穂高議員の離党事件に関しても、一番メインの批判は

「維新の『報・連・相』は一体どうなっているのか?」

でした。

清水議員の語り口からも

「橋下さんは雲の上の人」

みたいな感じがありありだったり、松井代表も丸山穂高議員と5年間も喋ったことがないといっていたり(逆に、馬場幹事長とほだかくんはそこそこ交流がありそうだった)、国会議員の末端感や党内の風通しの悪さ(意図して作られたものではなく、欠陥建築的な部分)は変えていかないと党が大きくなるのは難しいなぁと思いました。組織が弱すぎる

 

そもそも、公示前にこんな根本的な戦略アドバイスもらってるのに、選挙活動に活かせたのかな?

メーリングリストとかで共有出来ていたのかどうかと、ちゃんとアピールしてたのにあの結果だったら、有権者に届けるメディア戦略をもっと考えた方がいい)

 

反安倍・反自民のメディアに逆張りして自民党との対立軸をアピール出来ず、良さが伝えられなかったのが今回の維新の敗因だったかなと思います。

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大阪の人は逆張り好きだし、反射的に逆張りしてしまう部分があるから戒めるべきだと思うな。

Be (a little more) diplomatic💁