トランプのアメリカ大使館エルサレム移転はロシアゲート隠し🇺🇸🇷🇺
子供達が風邪ひいたり自分が移ったりでご無沙汰しておりました。
降って湧いたようなタイミングでのトランプのアメリカ大使館エルサレム移転。
わたしなりの理解を解説しておこうと思い久しぶりに書きます。
なんでこのタイミングで?
って疑問に思われている方もいるかもしれませんので簡単に解説します。
アメリカ人は頭の構造が単純なので、深く考えると分からなくなります。
政権発足当初からロシアの選挙介入問題と支持率低迷に悩むトランプが、中間選挙が迫ってくるタイミングで元閣僚のフリンが司法取引に応じて有罪証言をし、尻馬に乗って(ここがトランプのおバカなところ)Twitterで
「あいつが悪いことしてんの知ってたからクビにした😎」
発言↓。
その後火消しに躍起になっていましたが、これは完全にトランプの自爆です。
あちゃー💣💣💣
どういうことかというと、一
フリンがロシアに内通していたことを知って、フリンを解任するのと同時に身内だからと当時のFBIコミー長官に捜査打ち切りを頼み、応じないコミー氏をクビにした捜査妨害の疑いが濃厚になってしまったからです。
ロシアゲート(ロシアとトランプ政権が取引をして選挙介入を頼んだ疑惑)自体は濡れ衣の可能性が高そうですが、捜査妨害をした可能性は濃厚ですので、その線での弾劾はかなり現実味を帯びています。
トランプは支持率は低いけれども支持基盤は堅い
とよく言われますが、
トランプのコア支持層は
FAITH(信仰・信頼・信念)が何より大切な人たち👼
捜査妨害は大統領としての信用を傷つけますから、岩盤だと思われていたコア支持層に亀裂が入ってもおかしくないと思います。
アメリカの田舎の人たちって、若者でもクリスチャン・セクトの集会が何より楽しみみたいな超絶アナクロニズムなのでスマホでソシャゲのガチャ回してる日本人の感覚とは全然違います。
トランプが嘘をついた
っていうことは、トランプが良いクリスチャンじゃない(神様は嘘を許さない)ということ。
信心が足りない人を信用できるのか?
という問題になります。(拝金主義者のトランプに本来の意味の信仰心がないことはさておき、Christianityはトランプ政権の重要な旗印の一つ)
1にも2にも、大使館エルサレム移転は中間選挙前にコア支持者のクリスチャン票を固めるための選挙対策だと思います。
移転宣言はフリン更迭内幕暴露によるTwitter大炎上の3日後でした。
トランプ「Twitterしくったな。やばいな〜支持率あげたいな〜なんかないかな〜😩」
スタッフ「大使館エルサレム移転の延期の決裁期限が迫っています。どうしますか?」
トランプ「それだ💗😎」
本人はこれがさらなる炎上を呼んで国際問題・新たな紛争を呼ぶとは思ってもみなかったでしょう。
普通に考えたら分かりそうなもんだけど、世界など彼の眼中にはなく、
(Twitterでちやほやしてくれる)支持者だけ
を向いて政治的判断をするのがトランプの本質です。
アメリカの大統領がそんなことあり得るの?
って思われる方もいるかもしれませんが、
「自分たちの痛みがわかる、自分たちを代弁してくれる人」
アメリカ国民がそういう人を選んだんです。
(少なくとも大多数の)アメリカ人に国際感覚なんてないんですから、トランプというのはアメリカ人にとって、立派な民主主義的代表者です。
アメリカは大国ですが、ゆっくりじんわりと没落しつつある一つの国家に過ぎない。
その国民が選んだのが
(生魚は絶対に食べない、ウェルダンのステーキにケチャップをかけて食べる←これは保守的な白人家庭の中高年としてはごく普通)ザ・アメリカ人なドナルド・トランプだったということ。
それのどこがいけないんでしょう?
中東で大規模なインティファーダが起こっても、アメリカが介入さえしなければ、アメリカ人(のトランプ支持層)にとっては対岸の火事です。
困ってるのは隔月で訪米するくらいの勢いでトランプと親しいヨルダンのアブドラ国王(彼自身はイギリスのハーフだけど、ヨルダンの国民は3分の2がパレスチナ難民)や、
トランプ政権の威を借りて(実際にはサポートはもらえないのに)振り下ろす鉈がことごとく自分の乗った船をかち割っている某サウジ皇太子などには非常に厳しいことになるでしょう。
まあ、それもトランプにとっては知ったこっちゃない。
中間選挙>>>(越えられない壁)>>>仲良しのアラブの王族
中東和平が〜
って言ってるのは
「(オバマが演説一本でもらった)ノーベル平和賞をもらって再選されたい」
というだけです。アラブ人(トランプ&アメリカ人の彼の支持者にとってはアラブ人=テロリスト、イスラム教徒=テロリスト)が何人死のうといや、寧ろたくさん死んだほうが世界のためになる。って本気で思ってるんです。
王族と仲良くても、そんなのなんの意味もないんです。
BLACK LIVES MATTER
っていう運動がありますよね。
この運動の暴力性などの問題もありますが、実際アメリカ人のマジョリティーにとっては、同じアメリカ人である黒人の命ですらどうでも良いんですよ?
悪そうな(主観的すぎる😓)黒人を警察官が予防的に撃つことが正当防衛として罷り通る
それが現在に至るまでのアメリカの現実であり、
白人のアメリカ
を守るために生まれたのがトランプ政権だということ。
そんな政権が、極東のアジア人を守るためにアメリカの兵隊を動かすと思いますか?
アメリカファースト=アジア人はいくら死んでも良い
っていうのが政権の基本です。
「安倍さんと仲良いから大丈夫」なわけないよ〜〜😂
日本はアメリカが守ってくれる?
まさか!😂😂😂
高値で武器を買わされて
「自分でなんとかしてね😉」
って言われるだけだよ〜〜😂😂😂
誰とは言わないけど、保守の従米ぶりというか、従米一辺倒の安倍政権応援団のトランプ政権のアメリカファーストへの詭弁ぶりが目についてイライラするのでここ4、5ヶ月あんまり動画を見なくなってしまった。
本当に、日本語動画は見たいのない〜〜〜
というか、無知なB層保守(ネトウヨ)向けの詭弁家ビジネス保守が多すぎて、『この人が出てたら絶対観ない』人があまりにも増えてしまった😢
愛国者は嫌韓本買うよりも海外旅行でもして、自己投資した方がいいよ〜
昔から、百聞は一見にしかずって言いますよね?
今観てるのは保守系では福島香織さん💗後は、内藤陽介先生とか佐藤健志さん(たまに西部邁さん、長谷川幸洋さん)。
全部はチェックしてないけど、youtubeのTOPに来てて面白そうだったら一応開く感じ。
保守系のあっさい妄想日本マンセー・安倍ヨイショ聞く無駄な時間がない😓
ネトウヨはすぐ、
ウリナラファンタジー
ってバカにするけど、自分も同じことしてるのに気づかないのかな?
に疑問を呈すと反日って言われるけど、今の日本って全然すごくないし、わたしからすると、なんでいつまでも20世紀みたいな生活様式が継続しているのかすごく疑問です。
都市にしても一般家庭にしてもインフラが圧倒的に古い😓
インフラ投資が全部年金と老人医療費に割り振られて、年金生活者が大票田で選挙対策でそれが削れないんだからどうしようもない😓
国防の要である自衛隊はトイレットペーパーも買えない始末。
与党政治家は議員年金復活とか言ってるし、維新以外の野党はそれに関してだけは反対するわけもない。
内藤陽介先生によると、19世紀にはアメリカよりもリッチだったアルゼンチンっていう大国があるらしいですけど、100年後の日本はきっと
「日本って、20世紀は中国よりリッチな大国だったんだってよ?😂」
「嘘、信じられない😱」
って言われてると思うな〜
偶然だけど、わたしのこの記事↓と同内容のことを書いたワシントンポストの記事があるのでご紹介します。
こちらがWashington Postの記事。
愛国者としては辛いことだけれど、チャイナの台頭は受け入れるしかない現実なのだということ。
新世界秩序はチャイナが作る。
スゴイ日本は存在しないのでスゴイ国の臣民でありたい方は中国語をお勉強されることをお勧めします。
実際、ヨーロッパの富裕層は(トランプの孫娘も然りですが)10年ほど前から中国語を勉強させていますよ。
この記事の最後の一文が泣かせるよね。
Sorry, friends, but this is how empires rise and fall.
済まないな、友よ。
だが、帝国というのはこうして興り、そして沈んでいくのだ。
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