もはや外交問題😨湾岸大激震のハヤ妃出奔💣💥
このブログ↓に一日800アクセスもあったことがあって、どうしたのかなと思っていたら、
どうやらヨルダンのドバイブランチ、
ハヤ妃が家出したらしい😨
- ハヤ妃の家出
- マクトゥーム家のお家事情
- ラティーファ王女の失踪と拿捕
- ハヤ妃の家出
- 一番衝撃なのは、子供を二人とも連れて出たこと
- 家出妻ハヤ妃の人となりとは?
- 家出の理由は文明の衝突?
- 出奔して連れ戻された王女の母親が『アルジェリア人』だったというのは大きなポイント
- アラブの男は種&ATM要員?
ハヤ妃の家出
うまく見出しが出ないんだけど、
Princess Haya: Dubai ruler's wife in UK 'in fear of her life'
だからね😨
しかも子供二人と、旦那(ドバイ首長)の口座から3100万ポンドを持って😨😨😨
6月10日に首長がinstagramに
「このバカ女め、
"treachery and betrayal"(背信と反逆)
は許さんぞ!」
って投稿していたとのこと。
マクトゥーム家のお家事情
前述の当ブログの記事でも、ドバイの王室はヤク中(想像ですが)の長男が職務中に部下(?)を殺して皇太子を廃嫡され、その二年後くらいに急死していたり(オーバードーズ?)という曰く付きの王室なのですが、2017年に、首長がアルジェリア人の女性に産ませたラティーファ(Latifa)という王女が家出してインドで捕まり、今は幽閉されているということが今年になってから発覚した(?)そうなんですね。
ラティーファ王女の失踪と拿捕
この方が2017年に家出したラティーファさんだそうです↓
首長には三人のラティーファという名前の娘がいて、彼女は真ん中のラティーファ。
*ドバイ首長の母親の名前がラティーファだったらしい。
マザコンか😂
逃亡したものの、インドで武装部隊にひっ捕まえられて強制送還。その後軟禁されているとのこと。
彼女の母親がアルジェリア人というのが、マグレブから第○夫人を迎える湾岸あるあるです😂😂😂(マグレブは経済が悪く、経済難民で男性が国外流出して若い女性が結婚難、若い美女を安く選び放題。同じイスラム教徒かつ、顔立ちが西洋風でアラビア語も通じるので人気らしい。←正妻は同じ湾岸の身内から持参金付きの女性をもらい、妾として子供を産ませるのにマグレブ女性をもらうようです)
サウジの王族のスデイリーセブンの事例(同母の7人の王子のうち4人くらい立太子した)の例で分かるように、同じ父でも子供の地位は基本的に母親によって決まるので、この子(ラティーファ王女)も家庭内での扱いがあんまりよくなかったんじゃないかなと想像します😓
ただでさえ6人の妻と30人の子供を平等に扱うのって難しいし、首長にとってはアルジェリア人のお母さんはお金で買った奴隷のようなものでしょうから。
ハヤ妃の家出
今回のハヤ妃の脱出についてはこの動画がとてもよくまとまっていました↓。
英国に亡命すると連れ戻されると考え、今年の初めにドイツに亡命を要請したという知り合い筋からの情報もあります。
オックスフォード大学卒で英語は第二母語で英国王室ともつながりがあり、英国に馴染みもあるけれど、
祖父が英国軍人で英米に太いパイプを持つヨルダン国王の兄と英国王立陸軍士官学校卒の夫が総力戦で連れ戻しに来ると考えていたのかも。
一番衝撃なのは、子供を二人とも連れて出たこと
外交問題として一番問題になるとわたしが思うは、子供(王女と王子)を連れて逃げたことです。
イスラム教では基本的に、子供は夫のものなので、ドバイから王子を盗んだみたいな扱いになるのでは?と。
(イスラム教でも離婚は出来るけれど、夫の同意が必要になるし、子供は基本夫のもの)
今回の場合は特に、ハヤ妃の兄のヨルダン国王が王子の首長への擁立を目論んでいるのでヨルダン的にも大問題です。
家出妻ハヤ妃の人となりとは?
わたしの勝手な印象では、末娘で父上の先代国王に溺愛されて育った跳ね返りのお転婆娘で、乗馬でオリンピックに出たり父王の手元で自由にNPO活動などしているうちに父王が亡くなり、三十路になってトウが立ったところで兄が政具としてドバイに嫁がせた(お金もあるし旦那は馬主で馬好きの共通点もあるし本人的にも満足してる)と思っていたんですが、今回初めてインタビュー動画を見てみました。
ハヤ妃が3歳の頃、病院に慰問に行っていたお母さんが慰問中に急死したことから、病院に対する恐怖心のようなものが芽生えたとのこと。
ヨルダンの先代フセイン国王がハヤ妃を目に入れても痛くないほど可愛がっていたというのは、彼女が年寄り子の末娘だったからだけでなく、きっと、彼女が早くに母親を亡くしたからでもあったんですね😢
写真で見るとそんなにすごい美女!って感じでもない(お転婆で陽気なイタリア娘という感じで、ヨーロッパ人から見るとエキゾチックさはあまりない)けれど、
さすがオックスフォード大学卒だけあって英語が綺麗で話し方も品があって動画で見る方が綺麗な方だなと思いました。
さすがお姫様だなぁって。
ただ、これを見て思ったことは、やっぱり旦那さんとわたしが思ったよりもうまくいってなかったのかもなということ。
自由で解放的な(次々に西洋人を妻にした)父王と違い、アルジェリアの妾(実質奴隷)を持ち、娘を本人の意思と関係なく近隣の王族にどんどん嫁に遣る(政略結婚)ようなドバイの首長は、考え方や女性の扱いが昔風で窮屈だったのかもしれない。
家出の理由は文明の衝突?
ドバイ首長自体は英国への留学経験も詩吟をするような優男で教養もあるし
そのような振る舞いは西洋から見て野蛮に映る
から表沙汰にならないようにしようと思っていたかもしれないけれど、
妻や娘を躾けられない男はイスラム教的にはNG
という協議を内面化しているわけで、
ハヤ妃がスカーフを被らないこと(ハヤ妃だけでなく、ヨルダン王族はハヤ妃の兄嫁や姪っ子も被ってない←先代国王の妻が西洋人が多かったからかと思います)や出たがりなこと(公式行事に西洋式にファーストレディーとして出席することについて:ドバイ首長の第一夫人は多分一度も公式の場に登場したことがない)で周りから色々言われたりとかしたんだろうなと思います。
年下のじゃじゃ馬妻を可愛いと思って容認していたけれど、妻が四十を越えてくると、
「お前もっと大人しくしろ」
「俺が妻も躾けられない駄目男だと思われる」
みたいなこと言い出したりとか、もっと若い女に目移りしたり新しい愛人に手を出したりとか(ドバイ首長は当年取って69歳。元気すぎ🍆😂)。
ハヤ妃はお綺麗だし、ヨーロッパならバツイチでもまだまだ恋愛できると思うので、
「夫の心移りに耐えられない」
とか、
「もっと考え方の合う人と一緒になりたいな」
とか、
「こんな古くさい環境で子供に教育を受けさせたくないな」
とか思っても無理はないなと思います。
特に、ハヤ妃の2012年に出産されたお子様は男の子で、ちょうど学齢期になりますから。
同じアラブ人でも湾岸とその他の地域では違い、
特に教育、女性についての考え方が違います。
ほぼほぼ西洋人の教育や考え方を持ったハヤ妃が子供二人を連れてこんな感じで家出したというのは、
家庭内の文明の衝突
かなって思いました。
妻が「離婚したい」と言っても、夫が「許さない」と言えばできないのがイスラム教なので。
出奔して連れ戻された王女の母親が『アルジェリア人』だったというのは大きなポイント
マグレブの女性を何人か知っていますが、フランス語でフランス式の教育をするので
リセとかバカロレアとかあるみたい。
在欧のマグレブ出身女性は多くが高等教育を受けており、才色兼備且つ意外と本国より正統派の教養があったりします。
ただ単に美人なだけでなく、開明的なフランスの知性と古き良きフランスの女優のような美意識とアラブのエキゾチズムが混ざってとても魅力的な女性が多いです。
湾岸(GCC)でも女性の診察は女性しかできないなどの理由から国策でリケジョを生産しているようですが↓
『理系』教育と『西洋式』教育は違いますからね😓
「自分のことは自分で考えて自分で決める」
という、そういう西洋式の教育を受けた母親が育てた娘が、家出したくなるのもわかる気がする。
奴隷妻と言われようとなんと言われようと、アルジェリア人の母親自体は、自ら玉の輿に乗る道を選んで、ドバイの宮殿で安泰な生活をしているわけですが、娘は違いますからね。
アラブの男は種&ATM要員?
一夫多妻のアラブ男性って強いようで、結局子供のことは各母親に任せきりでなかなか思うようにならなくて、結構かわいそうだなと思いました。
6人も妻がいて、30人も子供がいて、一人一人に教育なんてできないし、妻の手綱取りも容易じゃないですよね😢
じゃじゃ馬馴らしに失敗した優男のドバイ首長が激昂するのも仕方ない😓
(長男や家出娘の件もあり、ムハンマド首長は詩人だったり途方もない大建築を構想するようなドリーマータイプであんまり家庭運営に秀でたタイプじゃないんだと思う)
お金があってもこうだから、大家族の舵取りは並の男には難しいと思います。
アラブの男性が男らしいのは必然ですね😂