トランプの負け犬笛とマイク・ペンスのプレジデンシャル。
トランプ支持者の議会占拠で、YouTubeのネトウヨが意気消沈してるのが面白くてしょうがないですね。
前回↓予測した通り、ジョージアのRunoff(決選投票)も2議席とも敗戦となりました。
どうしようもないですね。
せっかく積み上げた議会選の善戦が、潔悪いボスのせいで台無しで残念です。
こんなエントリー↓を書きましたが、トランプは敗軍の英雄どころか末代までの恥さらしになってしまいました…
ことの発端:トランプの吹いた犬笛
1月6日の大統領選の選挙人投票結果の議会承認を前に行われたRally(演説会)で、トランプ大統領が聴衆に吹いた
トランプ「ペンスは我々のために立ち上がらなくてはならない」
吹いた犬笛に集まったトンデモ駄犬の数々
選挙の意地でも敗北を認めないトランプにまともな支持者は冷めてしまって、残ったコアな支持者たちはこんなトンデモだったという↓
あまりにも『負け犬』臭がすごかったからか、アメリカのネトウヨも日本のネトウヨも『アンティファ』に議会侵入をなすりつけ出す始末。
でも残念でした。彼はアリゾナの有名なQ-アノン、Q ShamanことJake Angeliです。
Q-シャーマン「アンティファじゃないよ?」
この記事も良かったらどうぞ↓。
本当、何やってんだか↓…。
トランプの犬笛ってすごいね。
こういうの、今時の言葉で『チンパン』っていうのかな?
議会占拠後のマイク・ペンスの演説。
ブロードウェイでブーイングを浴びた時にもジョークで返すようなチャーミングで穏やかな人なのに、顔がめちゃめちゃ怒ってる。
ペンス副大統領「仕事は粛々と進める」
そりゃね、法律無視して副大統領である自分に「選挙結果の承認を拒否しろ」だの、「我々のために立ち上がれ」だのわけわかんないこと言ってあの駄犬集団を送り込まれた日にはね…。
「トランプには、ほとほと愛想が尽きた」
って顔に書いてあるみたい。
ペンスは共和党の番犬
このエントリーでも書いたんですけど、わたしは元々、2016年の大統領選の頃からペンス副大統領(当時は副大統領候補だった)に好感を持っているんですよね。
マイク・ペンスとか、ポール・ライアンとか、こういう正統派なRepublicanがまた出てきたのは喜ばしいことです。
特にお気に入りなのは、1:00〜の
I'm a Christian, Conservative, Republican, in that order.
という台詞。
共和党とトランプの唯一のパイプとして耐えに耐えた大変な4年間だったと思いますが、彼は最後までトランプに忠実だった…と思います。
(もしかしたら、ホワイトハウスリークの元締めがペンスってこともありえるけど。)
たくさんの閣僚が辞め、辞めた後暴露本を書いたりする中、喧嘩せずによく議会共和党とトランプの仲を取り持ってたと思う。
民主党という共通の敵がいるとはいえ、トランプに従うのは本意ではない議員もたくさんいただろうから、4年間なんとか議会が大統領府に決定的な離反をせずに保ったのはペンスさんのおかげじゃないかな?
最高の副大統領だったと思うし、トランプさん見る目あるなぁと思ったけど、もしかしたらペンスさんは、2016年の予備選でトランプに勝てる候補を立てられなかった共和党が苦肉の策でトランプに付けた番犬で、4年間職務を忠実にこなしたのかなと思ってみたり。
トランプに忠実だったっていうよりも、共和党から与えられた番犬の任務に忠実だったのかもしれない。
ペンスの華のないプレジデンシャル
このエントリー↓で書いた通り、わたしはマケイン翁も大好きだったんですけど、
マケイン翁もペンスさんも、演説もルックスもいいし、特にペンスさんは何年もラジオのパーソナリティーをやっていたから声もしゃべり方もすごくいいんだけど、華がないというか、多分マケイン翁と同じく、大統領選に出ても勝てないだろうなって思う。
ポピュリズム的な何かがか欠けてるんですよね。
ネイビーに副大統領の紋章入りマスク、素敵です。
こちらはインディアナ州知事時代のペンスさん↓
にしても、ペンスさん、4年で相当シワが増えましたね。
苦労されたんだなぁ。。