クリスマス会にクロアチア人のママがトルコのお菓子を持ってきてくれました。
ロクムという、塩気のない強烈に甘いくるみ餅みたいなものです。
クロアチアにも似たお菓子があり、大好きで、トルコ系の食料品店に買いに行くらしい。
ちなみに、クロアチア人のママというのはトランプさんの奥さんのメラニアさん↓(スロベニア出身)をイメージしてください。見た目的にはイタリアとロシアの中間みたいな感じです。
ユーゴスラビアって長いこと血で血を洗う内戦をしていて、お互い憎み合ってるように思えますが、クロアチアのママのご主人はセルビア人だし、旧ユーゴスラビアのどの国籍かに拘らずママ友交流は盛んで(但し、観察範囲ではクリスチャン同士に限るかもしれない)、旧ユーゴ妻数人が集まってセルビアの歌手のコンサートに行ったりしているらしい。
旧ユーゴはおかしな民族主義で細分化されてしまったけれども、やっぱり文化圏としてはひとつなんだなぁと彼女たちを見ていて思います。
なんというか、オスマン文化圏というか(出た😱)
というエロありお色気あり(😍💕)のトルコの大河ドラマが世界的に人気があるそうで、(トルコ語に英語字幕ですが) YouTube(の多分公式チャンネル)で全話無料で見られます。
2011年の放送開始から現在までになんと、52ヶ国で放送されている大ヒット作品のようです。
同じ世界的大ヒットにしても、
日本発のヒットは『おしん』
トルコ発のヒットは『愛と欲望のハレム』
っていうのが興味深いですね😂
Newsweekの記事でこんな記事を見つけました。
アメリカのテレビシリーズ、『デスパレートな妻たち』のトルコ版が作られ、アラブの妻たちに大人気をいうのを読んで調べてみました。
こちらは字幕なしですが、YouTubeの公式チャンネル(?)でトルコ語版を全話無料で観れるようです。
アメリカのデスパ妻ってカサカサして人工的な雰囲気だったけど、トルコのデスパ妻は人工的な中にも、なにか濃いなぁ😂
トルコのデスパ妻の英語版Wikiはこちら↓
Umutsuz Ev Kadınları - Wikipedia
この作品の放映された国が面白いなあと思ったので書きます。
トルコ、北キプルス 2011年10月2日〜
アラブ全域 2012年1月13日〜
ブルガリア 2012年6月4日〜
アルバニア 2014年
セルビア 2014年1月20日〜
モンテネグロ 2014年2月〜
ギリシア 2014年7月14日〜
サウジアラビアのMBC放送局(MbSに拘束された有名投資家のアルワリード王子がCEO))でアラブの全域に放送されている他には、バルカンの旧オスマン帝国領の国々。ギリシアでの放映が遅いのも面白いです。
一時はアメリカの勢力圏になっていたオスマン帝国の周辺としての旧ユーゴスラビアが復活しつつある感じ?
そういう意味では、後にアメリカ大統領となる不動産王トランプと結婚したメラニアさんは象徴的だなぁ。
バルカンはヨーロッパとロシア、オスマン帝国の三大勢力のパワーバランスを見るにはいい場所なのかもしれません。
それを考えると、ロシアのこういう動きの意味もよく分かりますよね↓。
つい最近、2017年の12月20日にもセルビアのブチッチ大統領はモスクワを訪問し、コソボ問題でプーチンの助力を請うたようです↓。
3年ぶりにセルビアを訪れた日本人の方の、親露、親トランプ的な空気を感じたという証言もあります↓。
セルビアからモンテネグロ(2017年6月5日NATO加盟)が抜け、コソボ(アルバニア系ムスリムが多い、多分親トルコ)が抜けた今、セルビアはバルカンにおけるロシアの最後の砦。
クロアチア人のママ曰く、
「旧ユーゴのママ友たちとセルビアの歌手のコンサートに行ったんだけど、出るが出るまで旦那と子供の世話で、あと2分でバスが出るって時になってやっと『よし、じゃあ行っていいよ』って旦那が😱……オーケイ、コンサートは楽しかったわ。でもコンサートくらい優雅に楽しみたいのよ😩」
デスパレートな妻たちは見たことないんですが、なんか、絶望的になるの分かる気がする。
オスマン文化圏ってマッチョだよね😩
トルコ版デスパ妻は、原作よりさらにデスパレートかもしれない😂
彼女は、
「もうすぐクロアチアがシェンゲン圏に入るのよ、クロアチアからEUに何万人も泥棒が来るわ😱」
とも言ってましたね。
今見たら、クロアチア人に関しては、パスポートの他に警察の証明書がないと駄目らしい🙅
さすが、イエニチェッリの故郷、ワイルドすぎる😂
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